◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇



「大丈夫か?これから悪阻とかあるんじゃねぇ?」


「社長にね…。秘書になる勉強させてもらわなきゃダメじゃん?」


「そんなのは俺が社長になってからでいいよ!」


「あたし…。お腹の赤ちゃんと翼を支えたいんだ!」

そう言うと、あたしを抱き締めて、

「俺には勿体ない嫁さんだ…。」


耳元で呟いた翼に、


「これからは、パパなんだから、支えるのは当たり前でしょ?」



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