◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇
別れの訪れ
猛スピードで駆け抜けた騒がしい都会を後にし、今は静かな部屋に一人ぼっち。
寂しさが込み上げ、ポロリと頬に涙が伝う。
そうだ…。
返信したメールの返事。
来てると思いきや、あれから翼の連絡は途絶えている。
心のどこかでは、まだ大丈夫…、話をすれば元の二人になんて期待していた。
これは、事実。
でも、もう今ではその可能性すら見当たらない。