◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇
届くはずも無い想いを一人になるとブツブツ、呟いてしまう。
笑顔の翼を思い出す度にグゥっと涙が込み上げる。
この時のあたしは、翼を必死で忘れようとしていた。
でも、実際そんな簡単に行く訳がないの…。
いつもバカでおっちょこちょいのあたしも、失恋には凹むよ。
しかも、二人で夢を追い掛けようとしていただけに、凹み方も半端じゃない。
けど、仕事には翼を持ち込まずにあたしなりに頑張っていた。