◇◆続!イヤよ、イヤよ、も好きのうち◆◇



新幹線を降りた俺は、走って本社に向かう。


朱莉…。


朱莉…。


本社に着いた頃には、定時を過ぎていて残業していないオフィスは消灯してある。


薄暗い廊下を小走りで走り、朱莉を探す…。


あれ?
あれは…。


暗い廊下に二人の人影…そして、ゆっくりと近付くと。


朱莉の声…。


そして、南?


「誰が、他の女を抱いてるって?」


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