すべては君のため。
「ったく…また話がそれた。
とにかく!今のあんたは
逃げてるだけっ!!
ちゃんと現実と
向き合いなさい!!」



「はい…。」


本当…
和泉の言うとおりだ。
あたしは逃げてるだけ。
ちゃんと向き合わなきゃ



「もし振られても
慰めてあげるから。」



「はい…。」


なんだかんだで和泉は
いつもあたしの
一番の味方でいてくれるんだ。




「あんた可愛いんだから。
自信持って。」



「…」


それはないかと…




「…とにかく!あんたなりに
頑張りなさい。」



「…はい…」













ありがとう和泉。
< 7 / 17 >

この作品をシェア

pagetop