心の詩
暮れていく空が
この目に映るたび
溢れ返す光
駅のホーム
消えていく背中
あのときの
なんとも言えない切なさ
言葉では伝えられない
ざわめく不安
影になっていく幸福
小さく小さく
切り刻んで散らばれば
この胸いっぱいに
苦しさが押し込まれることも
強いフリした瞳いっぱいに
涙が溢れることも
なかったかもしれない
不器用だったって
今頃笑えていたかもしれない
苦しさも切なさも
押し殺すような想いで隠して
笑い話になんか
する必要もなかったかもしれないね
暮れていく空が
この目に映るたび
溢れ返す光
大きく浮かんで消える
大きな背中
悲しいけれど
今は笑うしかないよ
もうどうにもならないコトだから

そんな日ばかりじゃなかったのにね

ねぇ
本当にごめんね。
ごめんね。
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