心の詩
晴れた空の下
軽くなる足取りが
なんだか嬉しくて
隣を見れば
私の大好きな笑顔

もう少しこの道を
君と歩いていたくて
笑っていたくて
軽くなる足取りを
ちょっとだけね
遅くしてみたんだ

この道を抜け
あの角を曲がると
人通りが増えるのを
少し憂鬱に思った

もう少し
もう少しって
ちょっとだけ
願ったりしたの

足早な君に
追い付くのが大変で
ゆっくり歩けば
君は遠くで
笑って待っていた

こんな時間が
明日まで明後日まで
ずっとずっと続くなら
もう何もいらないよ


駅のホーム
去り際に見せる笑顔が
優しく胸の奥に残り
ひとりの帰り道を満たした

淡い空気に包まれながら
君のいたぬくもりに
なんだか心が暖かくなって
少しずつ少しずつ
私の中で何かが変わっていった


ねぇ君が好きだって
こんなに感じてる
君がいないと
物足りなさが増していく

今日も君は隣で笑ってる
明日も君は隣で笑ってて。
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