心の詩

秋の風

ねぇあの日
あなたもまた
ふたりで笑えると
本当に
そう思ってたかな
あたしはさ
決して多くは
望んでなかったはずで
ただまた
ふたりで笑えると
当たり前のように
思ってたよ
信じてたよ
ねぇあの夜
あなたは何を思ったの
あたしのことを
あれからどれくらいで
忘れたの
好きだったよ
最後の最後まで
あなたが好きだったよ
だからひとつ足りとも
あたしの中から消せないよ
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