心の詩
夕暮れが遅くなる
君は遠くなる
ひとりぼっちじゃないのに
こんな気持ちじゃ
まるでひとりぼっち
そばにいたい
たった一言が言えなかった
好きだったよ
そんな一言残して
ばかみたい
泣いてばかり
霞んでくばかり
夕暮れが遅くなる
冬が近づく
あの日は遠くなる
夢で逢えたって
今はただ悲しいよ
堪えても
堪えても
涙が止まらない
本当に好きだったよ
なんて今さら遅いし
何だか嘘に聞こえる
そんな気がする
でも本当に好きだった
君というヒトが好きだった
嫌いになんてなれない
嫌いになんてなりたくない
ただ一刻も早く
忘れたいだけ
君を想いを
忘れたいだけよ
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