心の詩
このままあの
みずたまりを蹴って
あなたの笑顔を消して
明日になってしまえば…
なんて
おかしなこと考える

雨上がり
昼下がりに
あたしは変わらず
あなたのこと考えてる

今日も笑ったあなたを見て
あたしは変わらず満たされて
だけどどこか満たされない

その笑顔眩しくて嬉しいのに
あたしはあなたのように
誰かのように
上手にあなたに笑えない

可愛いげない自分を隠すため
もっともっと可愛いげのない
あたしになる

明日も笑うあなたはいると
信じきってここにいるのに
当たり前の明日が
今日は訪れない

会いたいってふと思って
途端に苦しい苦しい胸の内を
違うって否定して振り切っても
もう遅い

明日も笑うあなたがいないなら
あたしは明日をまた
苦しいまま
そして否定したまま
平気な顔して
笑っていなきゃならない

もう遅いの
分かってるの
言わないで誰も
気付かないであなたも
あたしに気付かぬふりを
どうか続けさせて

好きかどうかなんて聞かないで。
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