chance
だけど、ぜってぇ綺麗になるって誓った所で、金も無ければ働く場所もない。
だからと言って、時給何百円でちんたら働く気もこれっぽっちもない。
どうにもならない苛立ちが自分を襲う……
一体どうしたらいいんだよぉ…
トボトボ歩いて帰宅途中
携帯が鳴った
電話をかけてくる友達も、ましてや彼氏なんぞ私には居ない
電話の相手は液晶を見なくても分かる
私『はい』
母『あんた今何処?』
私『今から電車に乗る所……何かあった?』
母『取りあえず早く帰って来てね』
それだけ言うと
一方的に切られた
何かあったのか?
急いで駅までの道を歩く
途中、前を歩いている
いかにも馬鹿そうな女二人に何度もホストの様な男達が声をかけている
『お姉さん達今から何処行くの?』
『お姉さん達綺麗だねぇ~うちのお店で働かない?』
『綺麗なお姉さん!そこのビルの2階の店なんだけどぉ~飲みに来ない?』
入れ替わり立ち代わり声がかかっている
なのに
王子様の様な男共を、馬鹿そうな女達は無視をしてやがるんだ!!
お前等何様なんだよ!
何無視してんだよ!
もったいねぇ~だろうが!!
誰からも声の掛からない私は、前を歩く女達に、心の中で叫ぶ事しか出来なかった……
だからと言って、時給何百円でちんたら働く気もこれっぽっちもない。
どうにもならない苛立ちが自分を襲う……
一体どうしたらいいんだよぉ…
トボトボ歩いて帰宅途中
携帯が鳴った
電話をかけてくる友達も、ましてや彼氏なんぞ私には居ない
電話の相手は液晶を見なくても分かる
私『はい』
母『あんた今何処?』
私『今から電車に乗る所……何かあった?』
母『取りあえず早く帰って来てね』
それだけ言うと
一方的に切られた
何かあったのか?
急いで駅までの道を歩く
途中、前を歩いている
いかにも馬鹿そうな女二人に何度もホストの様な男達が声をかけている
『お姉さん達今から何処行くの?』
『お姉さん達綺麗だねぇ~うちのお店で働かない?』
『綺麗なお姉さん!そこのビルの2階の店なんだけどぉ~飲みに来ない?』
入れ替わり立ち代わり声がかかっている
なのに
王子様の様な男共を、馬鹿そうな女達は無視をしてやがるんだ!!
お前等何様なんだよ!
何無視してんだよ!
もったいねぇ~だろうが!!
誰からも声の掛からない私は、前を歩く女達に、心の中で叫ぶ事しか出来なかった……