chance
アタイのバカバカ!


だけど、過ぎた事をグチグチ言っても仕方ねぇ


母『さぁ〜早く入りましょ』

そう言うと、スタスタ歩いて行ってしまった

チョット待ってくだせぇ!置いて行かねぇでくだせぇよ!


慣れないヒールで何度も転びそうになりながら、母親の後を追っかけた


しっかしでけぇ家だなぁ……


まるでお城じゃねぇか!

『おかえりなさいませ』
ご主人様ってか?
お手伝いらしき人が二人出迎えてくれた。


屋敷の中に入ると、テレビでも見ているような世界に興奮しまくりだゼッ!


すげぇー!なんだこの飾りは……


めちゃくちゃ綺麗じゃねぇか!


私『母さん、この飾り何?』


母『chandelierよ!』

発音良すぎ!

てか……シャンデリア?ってなんだよ!


私『シャンデリアってなに?』


母『違う、chandelierよ!』


って、発音どうでもいいわ!


結局、chandelierが何なのかも分からず、違う部屋へ連れて行かれた。



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