偽装☆ROMANCE [中編]
「ただ〜いま〜♪」
お風呂にも入り終わって、ハンバーグを焼いていると由良ちゃんが帰ってきた。
「おかえり〜」
由良ちゃんは部活をやってるわけじゃない。
多分友達と遊んでて、この時間に帰ってくるんだと思う。
でも、必ずご飯の時間に帰ってくるのは、私のためなんじゃないかな?
独りじゃ寂しいと思って、考えてくれてるんだよね?
「あっ!綺良〜!今日のご飯ハンバーグー!?」
玄関から叫ぶ由良ちゃん。
「そ―だよ―!」
由良ちゃんはキッチンに顔を見せる。
「やっぱりね〜♪ハンバーグは匂いで分かるし☆」
「あと15分くらいで出来るよ。」
「オッケー!すぐ来る〜」
そう言って2階の自分の部屋へ行った。
よし!あとは盛り付けて出来上がり☆