偽装☆ROMANCE [中編]



「ねぇ綺良…」



「なーに?」



「いっこ、お願いがあるんだけど…。」



そう言って俯いていた顔を上げる由良ちゃん。



「何々?何か食べたい物とか??何でも言って!」



具合悪いときは協力しなきゃね!



「ごほ…ありがと…。あのね…?」



「うん」
















由良ちゃんから出た言葉は、信じられないようなことだった。

















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