偽装☆ROMANCE [中編]


「でもさ〜、景色綺麗じゃね?あ、あの観覧車後で乗ろうね♪」


繋がれた手は少し気になるけど、恐怖心には勝てない。



「あ、あれ次乗ろうよ!」



「…えぇ?ど、どれ…?」



と、身を乗りだした瞬間だった





「―っきゃああぁぁぁぁぁっ!!」





両手を離してる暁名さんを見ながら、私は垂直に落ちて行った。
つまりは、私も手は繋いでるけど片手を離している状態ってことで…。




















そのジェットコースターに乗り終わってすぐ、暁名さんが「全部のジェットコースター制覇しちゃおう!」と提案し、断ることも出来ずに全て乗り尽くした。



私…絶対老けた気がするっ(泣)


< 40 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop