偽装☆ROMANCE [中編]





「…だからね?今度は君と。
本当の『綺良』として、俺とまた、会ってほしいんだけど…」





そう言って、頭を下げる暁名さん。





本当に?
これって夢じゃないの?
だってこんな展開信じられない





でも…
わがまま言っていいなら…





「…暁名さん」





バッと顔を上げる。





「はい!!」




























急に恥ずかしくなっちゃって。
暁名さんを見て言うことなんて出来そうになくて。

































ぎゅっ…








「私も、大好き。また…会いたいですっ」








抱きついて、耳元で囁いた。


< 70 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop