偽装☆ROMANCE [中編]



放心状態から解放されて、冷静に自分が握ってるものを見てみると、それはもこもこの羊のケースに入ったホッカイロだった。



今までどっかに入れてたのか、すっげ―あったかかった。



声かけられる前と一変して、今の俺は暑くてしょうがなかった。



これが、ホッカイロのおかげなのか…。それとも。



「あの子」のおかげなのか…



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