偽装☆ROMANCE [中編]
「はぁ?何言ってんの、あなた。」
だけど、向こうは気付いてないのか無反応だった。
それどころか、印象悪そう
まさか、元々なんとなくホッカイロ渡しただけだったのか!?
なんて少し不安になる俺。
とりあえず、見せてみよう!
と思い、カバンから羊のケースを取り出す。
「覚えてない?俺ずっと、君にお礼がしたかったんだ…」
そう言って見せた羊のケース。
そしたら、少し表情を崩して
「…あれ?それ…なんで!?」
すっごく不思議そうな顔をされた。