偽装☆ROMANCE [中編]
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そうだよね!
いきなりごめん。
じゃあまた(^^)/
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返ってきたメールにも、いつもならバイバイって送り返すのに、しなかった。
そして、俺たちは結局ゲーセンとカラオケに行くことにした。
「てかさ〜、俺一回見てみたいんだよね〜。暁名の彼女♪」
自転車を漕ぎながらタツが言う
「タツには絶対見せたくねーな」
綺良かわいいし。
「わー。ベタ惚れっすか!そう言うとますます見たくなるわ〜!」
何を想像してるのか、にやにやしてるタツ。
「顔、にやけるのやめて?」
「あ、すまん、つい」
ついってなんだよ!
と思ったけど、また馬鹿にされそうだから何も言わなかった。
それからまた少しチャリを漕ぐと、駅についた。