5番目の★彼氏クン


窓の鍵を開ける。


「和輝大丈夫…?
ゆっくり入ってきて」


和輝には親が厳しくて夜に会えないから忍び込んでってことにしてる。


「へへ。いつも大変だわ」


少しちゃらい見た目の和輝。


私より一つ年上。

亮太と同い年だけど大学には行っていない。

今は就職活動中らしい。



「来てくれてありがとね」

「ん……好き……」


ギュッと抱きしめられる。

そして、キス……


「か、ず…」

「黙って」


和輝はキスが上手いんだ。

だから忘れられる。


……寂しい気持ちも全部。


「ふぁ…ん……」

キス出来るのは和輝まで。


したことないけど

和輝はきっとエッチも上手いんだと思う。
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