5番目の★彼氏クン


「人違いなわけない。
僕が恵美さんを間違えるわけがない」


ありゃりゃ…

どうしましょうか。



「梨子さん…ですか?」

「は?」


「あなたは梨子さんですか」



ええ、そうですよ。

と軽々しく認めていいのだろうか。



「僕が知ってるのは恵美さん。
でもあなたは梨子さんだった。


どっちが本物ですか?」


「………」


私が答えないと五郎は

「僕は騙されてたんですね」


諦めたような口調。

というかここまでよむとは



こやつ、賢いな!?



ってまたまたキャラ変わってしまってる~~



「梨子さん……」


何でこんなしんみりしちゃってるの!!

< 37 / 43 >

この作品をシェア

pagetop