永久のMelody

蹴りつけたフェンスから足を退けた俺は

早くこの音色を止めたくて


これ以上聴きたくなくて

聞こえる緩やかな旋律に苛立って。

引き留めようとする海翔の声を無視して屋上を出た。

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