永久のMelody
一応しばらくは続けてたんだけど。



あ、飽きたーーーーッ!!!

もう良いじゃんよっ。

どんだけやらせんねん!!


抗議したのも虚しく、岳ちゃんや他の3年達が終わらせてくんない。


と、渋々シュートした俺の後に、龍がなんとミスった…!

アイツがミスるなんて…

珍しいにも程がある。


龍はそれくらい実力が高いから、ミスるなんて…明日世界が滅したりとか……!?

とか考えてたら、龍の視線を感じた。


「………ニッ」

おっおお………
得意の意地悪そーな顔。

でもそれは、

「なぁるほど(笑)
んじゃ、オレは入れないと終わらんねぇってか」

って意味。

小声で少し相談して、俺はシュートを入れるためにボールを放った。
< 45 / 57 >

この作品をシェア

pagetop