短編オムニバス「平和への言葉」
3日たった。
あたしはだんだんイライラしてきてた。
もう、みんなインコがいない生活に慣れてきたみたいだったけど、あたしは慣れられなかった。
インコがいない。
それと、まわりの使用人たちの顔が違う。
最初は、なんでこんな違和感があるのか判らなかった。
でも、そのうち気付いたんだ。
あたし、彼らの笑顔を観れていないんだ、って。
いっつも、インコが『アリガトウ』って言うたびに、彼らは笑って去っていった。
でも、インコが言わないから、彼らは悲しそうな顔をして去っていくだけ。
それが、あたしをどうしようもなくイライラさせるみたい。
あたしはだんだんイライラしてきてた。
もう、みんなインコがいない生活に慣れてきたみたいだったけど、あたしは慣れられなかった。
インコがいない。
それと、まわりの使用人たちの顔が違う。
最初は、なんでこんな違和感があるのか判らなかった。
でも、そのうち気付いたんだ。
あたし、彼らの笑顔を観れていないんだ、って。
いっつも、インコが『アリガトウ』って言うたびに、彼らは笑って去っていった。
でも、インコが言わないから、彼らは悲しそうな顔をして去っていくだけ。
それが、あたしをどうしようもなくイライラさせるみたい。