感染屍神
「……面倒な奴だな。いいよ、手伝う手伝う。チャリ乗って待ってろ」




家近いし、一問くらい解いてやっても学問の神様も俺に罰を当てないだろう。



こういう奴らが居るからこそ、日常も楽しいってもんかもしれないけど。



エナメルの鞄を背負い直して、俺はチャリ置場へと歩いた。
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