だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情
「喧嘩しないで!!今は、文化祭でしょ!!
あなた達、お茶飲まないんなら出て行く!!
大山君!私との約束忘れたの?」





『喧嘩しないと約束して?』


『分かった。もうしねぇよ。』




直とした約束。


赤い糸に誓った、約束。


「…っかったよ」


胸倉を掴んでいた手を離す。


「おい、帰るぞ。」

そいつは、仲間を連れて教室を出た。


「はい、喫茶再開!」


さっきまでの怒りの顔は消え、ニコリと微笑んだ。


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