だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情
二人でむかえた絶頂に、ささやかだけど幸せを感じた。


俺の横で、気持ち良さそうに眠る直がいて、起こさない様にそろっと髪を撫でた。


ふわふわとした髪が指に絡む。


『なんか、子供みてぇ…。』


安心しきって瞳を固く閉じた直は、幼さを残していた。


俺…早く大人の男になりたい。


この寝顔を、笑顔を守れる大人の男に。

まだ俺、ガキだから…。


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