だから…惚れてるんだってば!!
俺と先生の恋愛事情
そして…。
「隆ちゃん、おめでとう~。」
「…うっ…とうしい、くっつくな!」
賢太が俺の首に腕を回して、くっついて来た。
「くっ…つくなって。気持ち悪いなぁ…。」
「いいじゃんよぉ。志望校に、現役合格なんて、お前が初じゃね?」
回した腕を緩めて、俺の顔を覗き込んできた。
「まあな。俺が本気出したら、こんなもんよ。」
「うあっ、偉そうに。」
「偉いんだよ。俺は。このアホ校に伝説作ったんだからな?」
「言ってらぁ。」
直…。
今、どうしてる?
俺、夢叶えるから。
約束した…お前との夢。