だから…惚れてるんだってば!! 俺と先生の恋愛事情
「そういう問題でなくて!てか、近いし!!」


「男の一人暮らしの部屋に来たのは、あんただろ?
そのうえ、料理まで作ってくれちゃってさぁ?無邪気な笑顔振り撒いて?
少し無神経なんじゃね?
高校生だから、安心してた?
子供だから?」


後退りする直ちゃんにジリジリと詰め寄った。


「や……あのね?
大山君…?落ち着こうよ。」


笑顔もかなり引き攣っていて、今にも泣きそうになっていた。


「ねぇ、先生。
俺も男なんだよ?
その気も無いのに、ノコノコ来るなよ。家庭訪問なんか、すんなよ……。」


「大山君…。」


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