太陽に咲く華
「俺の知ってる人??」
「うん!」
斉藤?高瀬?林田?
友達の名前が頭の中をぐるぐる回る。
「あ-ぁ。ほんっとに鈍感!」
はぁ-。ってため息をつく尚菜。

、、、だって本当はしりたくねェし。
俺だって、ずっと前から好きだった。
どうするんだ、、、俺?
我慢するか??
譲るか?
、、、、、、、、。

ばっかじゃねェの?俺。
ゆずったって、結局中に入ろうとするくせにさ。
我慢してどうするんだよ。
1ねんは限られてるんだっつ-の。
ごめん尚菜。
俺、、、言うから。

「尚菜。」
「ん??わかったぁ??」
ニヤニヤして言う。
わからないんだって思ってるんだろ??
そうだよ。分からねぇよ。
馬鹿にするならしとけ。
しょうがねえよ。俺馬鹿だし。
「わかってねぇ。でも、、、」
「でも??」

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