私の王子様-社長【完】
私は寝室に入るとベットに直行。
大きな布団にくるまった。
「せっかく話しできたのに…馬鹿」
本当に馬鹿な自分が嫌になる。
好かれたいなら努力するしかないのに
私はいつもと同じように陽と接して
いいところなんて一つもないじゃん!!
「恋って想像以上に辛すぎるよ…」
そして私は今さらになって自分が買われた身だということを思い出す。
「ご主人様とペット…無理な話だよね」
最近の生活ではすっかり買われたことなんて忘れてた。
でも、ふと思い出してみるとそれはとっても大事なことで
私の恋にも影響してくること…
もうこの恋には望みがない気がしてすごく悲しくなった。