私の王子様-社長【完】





陽がいなくなってから再びあふれてくる涙。




「寝よっ…」




止まりそうにない涙を何度も拭きながら


私は寝ようと頑張った。




「馬鹿…」




そう何度もつぶやきながら…


そして気づくと泣き疲れしたのか


私は深い眠りについていた。









好き。


どうしてこの気持ちをうまく表せないんだろう。


どうして素直になれないんだろう。


好きでいることって


こんなにつらいのかな…?




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