私の王子様-社長【完】
陽は仕事部屋みたいなのがあってそのままそこで寝ることがある。
昨日はあんなことがあったしきっとそこで寝てるんだと思う。
リビングに出て陽がいないことを確認する。
やっぱり違う部屋で寝てるみたい。
「朝ごはんつくろ…」
だるい体を頑張って動かし朝ごはんを作る。
今日は陽の仕事も休みだし…
久々に一緒に食べれるかな?
でも、昨日のこともある。
一緒に食べることを素直に喜べない自分がいた。
「それにしても…」
やっぱり体がだるい。
たぶん昨日リビングでそのまま寝ちゃったからだと思う。
「頑張れ自分」
そう言いながらご飯を作っていく。