私の王子様-社長【完】





「社長?」




おっといけない…


仕事に私情をはさむなんて


やっぱり重傷だ。




「すまない…もう一度頼む」




そう言ってもう一度説明をしてもらい


俺の会社での一日がスタートする。



仕事を始めると忙しさに追われ


真のことも考えずにすむ。



それが俺の帰りの遅い理由でもあった。


仕事を始めると自分の世界に入ってしまうため


時間を気にしなくなる。



そのせいか気づくと時刻は10時過ぎ…


俺って仕事馬鹿なんだろうか?



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