私の王子様-社長【完】
そんな私を見て
「悪い…」
相沢は一言そう言った。
謝るなら最初から聞かないでほしい…
こうなるってわかってたくせに。
私はミラー越しにまた相沢を睨んだ。
「ついたぞ」
そう言われ窓の外を見てみると見たことのないレストランの前に車が止まっていた。
まぁ高い店だろう。
それだけはすぐにわかったのだけど…
「入りたくない」
私はそう言って車から降りようとはしなかった。
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