私の王子様-社長【完】
それにうざいと思うならささっとうせろよ。
でも2人組は離れる感じはなくて
「名前なんて言うのぉー?」
なぜか馴れ馴れしい。
さっきまで敬語だったろ?
休日まで学校みたいにする義理は俺にはない。
そう思った俺はとりあえずこいつらを
シカトすることにした。
「ちょっシカトですかぁ―」
「まじうけるぅー」
何がウケるんだ?
シカトの何が面白いんだ?
溜まるばかりのイライラが
俺の頭の中を支配していた。