私の王子様-社長【完】
----------陽side----------
スー スー
俺の隣で眠る真。
寝顔もやっぱり絵になるな…
この時の俺は嬉しさと罪悪感が混じり合い
複雑な気持ちで心がいっぱいだった。
『少しはお前の役に立てたのか…?』
これがさっき真の耳には届かなかったが
俺が口にした言葉だ。
真を病院に入院させるようなことにしたのは俺のせいだけど
少しでも真が俺といることで笑ってくれたのは
すごく嬉しかった。