私の王子様-社長【完】
しかもあの笑顔は反則だ。
『かわいすぎる…』
そして可愛いといった時の真の表情はまた一段と可愛くて
自分がどうにかなってしまうんじゃないかと思った。
さすがに病人を襲うほどできていない人間じゃないが
やっぱり好きな女の可愛いすがたを見て
我慢するのはつらいのだ。
「家に帰ってからのお楽しみだな…」
俺はそういいながら真の額にキスをした。
「っ…ん・・・」
そえと同時に真寝がえりを打つ。
それさえ可愛いと思う俺はよっぽどこいつに惚れたんだな…
俺はそんなことを思いながら
それからしばらく真の寝顔を見守っていた。