私の王子様-社長【完】
「お前大丈夫?」
「なっ」
こんなやつに大丈夫?なんて言われたくない。
「準備できた?」
「うん」
「よし行くか」
私は黙って陽の後ろをついていく。
背高いな…
私も160あるけど陽は180ちょっと?
肩も意外にガッチリしてるし
脱いだらすごそ…
ってまた私何を考えてるんだ!!
私はいつからこんな変態になったの?
ダメ…
こんなやつの裸なんて想像しちゃ!!
まぁ大事なところはそこじゃない気もしたが…
「朝はなるべく送ってくから」
「別にいいよ。朝早いでしょ?」
私は車を運転している陽の横顔をちらっとみながら答える。