私の王子様-社長【完】
「来月俺と出かけて欲しい。そのときに詳しく話すから」
「わかった…」
「約束してくれ…何があっても俺から離れるなよ?」
急にそんなことを言う陽に戸惑う私。
いきなりそんなこと言われてもドキドキするだけで言葉が出てこない。
「何があっても俺が守るから…」
そう言って私を抱きしめる陽。
なぜだかわからないけどその瞬間不安が頭をよぎる。
その不安が何だったのか
それから数週間後に私は自分で実感した…