私の王子様-社長【完】





「俺はお前にそんな感情を持ったまま生きてほしくない」


「でも…」


「俺もついてるから…だからお母さんと話をしてくれないか?」


「何を話せばいいかわからない…」


「会ったら考えればいい」


「そんな…」


「大丈夫だから。着いたぞ」




その言葉にはっとして顔を上げる私。


そこには大きなマンションがあった。




「ここに住んでるんだ…」


「あぁ…」




お金持ちの人と知り合ったんだね…





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