私の王子様-社長【完】
「お母さん…」
私は頑張って起き上がりベットから降りる。
「おっおい」
陽が止めようとするが私は黙って陽の腕を押し返した。
陽は切ない顔で私を見るとその腕は私の腰にまわされ
後ろから私を支えてくれる。
「ありがと…」
私はそう言ってゆっくりとお母さんの前まで歩いて行った。
「お母さん…泣かないで」
「まこ・・・と・・」
「お母さんが変わった理由、やっとわかった。全部…全部私のせいだったんだよね?」
「違う…違うの真…」
「違わないよ?私が道路に出なきゃあんなことにならなかった。全部私のせい…」