私の王子様-社長【完】
「って、陽のために作るわけじゃないだろ私!」
最近、一人で突っ込むことが増えた私。
絶対陽のせいだと思う…
出会ってすぐにキスされたり抱きしめられたり…
意識しないわけがない。
でも嫌いなことには変わりない。
この先、嫌いじゃなくなることはあっても好きになることはない!
私は確信していた。
だってすぐにキスしてくるような変態に誰が惚れるか?
いや…
私以外なら惚れるのか?
「って、私の馬鹿~!!」
またあいつのことを…
この短い間に、相当陽に振り回されてる。