私の王子様-社長【完】
「真って嘘つくの下手なのな」
「ふん!」
「可愛い~」
「馬鹿にしてんの?」
そう言って冷たい目で陽を見る。
「相変わらずだな…いつになったら心開いてくれるの?」
「一生ない!」
そう言ってまた一口ご飯を食べる。
てかいつになったらって、私と暮らしてちょっとしか経ってないじゃない!
なんでご飯食べるだけでこんなにストレスをためないといけないの?
これだったら1人であのアパートに暮らしてたほうがまし…
なのかな?
あのマンションに1人残ってたら
寂しさ我慢できたのかな?
今までと変わらない生活でも…
耐えることできたのかな…?