私の王子様-社長【完】
「はっ?」
そのは?は難しいという意味ではない。
こんなのもわからないのという意味だった。
「どうしたの東雲さん!早く解きなさい!」
先生が私を睨みつつ怒鳴る。
怖いから睨まないでください。
今すぐ解きますから…
そして私は黒板の前に行きチョークで問題を
すらすら解き始めた。
「できました」
5分ほどだろうかやたら応用を混ぜてるから公式をたくさん使って時間がかかってしまった。
「せ、正解です…」
それと同時にみんなから「おぉ~」という声が聞こえる。
入学したばかりなのにつまずいてたまりますか。