私の王子様-社長【完】
達也と私
そして私は無事学校を終えマンションに帰って行った。
もちろん陽はいないので気を使うこともない。
「一緒にご飯とか無理じゃない?」
思わず本音がポロリ。
今までなら他人にどう思われてようと関係なかったけど
今はとっても気になる私。
まぁ陽だけなんだけど…
「ってこれじゃ陽が特別みたいじゃん!!」
リビングに響く私の大きな独り言。
「ダメだ…前の自分に戻らなきゃ」
以前の他人なんて関係ない。
他人大っきらいな人間に…
「って、これじゃ陽を好きみたいじゃん!!」
たえない独り言。
言ってる自分がだんだんやになってきた…