お嬢様のボーイ
「かしこまりました。少々お時間を頂きますが、よろしいでしょうか?」
「えぇ、待ってあげる」
「ありがとうございます」
笑顔で軽く会釈をした後、ホールを離れ厨房に向かった。
「厨房入ります」
スタッフの勇人に言って、厨房に入った。
ここは各自料理をする。
メニューにはスタッフ自身が手作りする料理が並んでいる。
私の料理はフレンチトーストとオムライス。
季節、月ごとにメニューも変わっていく。