diary〜ありがとうの詩〜
君の最初のページはこうだった。
「突然こんなことしちゃってごめんね。
でもね、あたしここならこうちゃんに言いたいことぜーんぶ言える気がするんだ。
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き のん」
最初見たときは君らしいなと思ってなんか微笑ましかった。
僕はすぐ返事を書いた。
『じゃあ僕も言いたいこと全部書こうかな。
のんが好き。
大好き。
だから僕がもっと大人になっていい男になったら結婚してくれますか?
大好きだよ。 康介』
僕が日記を渡した夜、君から電話がかかってきた。
「ねぇ、こうちゃん。」
『ん?』
「あたしね、今のこうちゃん好きだよ。
でも大人の男になったこうちゃんの方が好き。」
『だから早くそうなって一緒になろうって・・・』
「今すぐなって?」
『・・・のん?』
「あっ・・ごめん、気にしないで!」
僕はなんて鈍感だったんだろう。
君の気にしないでを鵜呑みにして君を傷つけた。
「突然こんなことしちゃってごめんね。
でもね、あたしここならこうちゃんに言いたいことぜーんぶ言える気がするんだ。
大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き大好き のん」
最初見たときは君らしいなと思ってなんか微笑ましかった。
僕はすぐ返事を書いた。
『じゃあ僕も言いたいこと全部書こうかな。
のんが好き。
大好き。
だから僕がもっと大人になっていい男になったら結婚してくれますか?
大好きだよ。 康介』
僕が日記を渡した夜、君から電話がかかってきた。
「ねぇ、こうちゃん。」
『ん?』
「あたしね、今のこうちゃん好きだよ。
でも大人の男になったこうちゃんの方が好き。」
『だから早くそうなって一緒になろうって・・・』
「今すぐなって?」
『・・・のん?』
「あっ・・ごめん、気にしないで!」
僕はなんて鈍感だったんだろう。
君の気にしないでを鵜呑みにして君を傷つけた。