diary〜ありがとうの詩〜
僕は自分が情けなくてしょうがなかった。

1番近くにいたはずなのに何で気づかなかったのか。

悔しくて泣きまくった。


数時間後君からメールが来た。


「学校の近くの病院にいます。
来て?」


僕はすっ飛んでいった。

受付みたいなところで君の病室を聞いてエレベーターを待てずに階段を駆け上がった。


病室の前で凍りついた。

4人部屋の名前は君以外カタカナで書いてあった。

少しためらいがちに病室に入ると1つだけカーテンが開いていた。


そこには少し痩せた君がいた。
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