MADE IN BLUE -ソラ・ニ・ナリタイ-

そうして俺には彼女が出来た。


「ていうか、好きになんなって言ってんのに付き合えってどーゆーこと?」


「めんどくせぇんだよ野郎たちの視線が。彼女だったら公認だろ?」


「あぁ…」


それでナットクするリナもオカシイけどな。


とりあえず、同じ学校にいる限りはこの契約は生きるってことで話はまとまった。


「他に好きな奴できたらそっち行っていいから」


俺がそう言うとリナはいつもの笑顔になった。


「大丈夫。その心配はないよ」


そうだった。


「それより充こそ好きな人できたらそっち行っていいんだからね?」


大丈夫。その心配はないよ。
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